「ヒヤリハット・インシデント・事故情報収集システム」とは

国立研究開発法人産業技術総合研究所(産総研)太陽光発電研究センターでは、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構より「太陽光発電設備の安全化に関する実証試験および研究」プロジェクトを受託しています。

太陽光発電設備 安全対策事例の登録→有用な情報の共有→事故発生予防・再発防止の推進イメージ 太陽光発電設備の安全対策に有用な情報を共有することにより事故発生を予防し、再発防止を推進していきます。

ヒヤリ・ハット事例の報告内容と報告方法

本サイト「ヒヤリハット・インシデント・事故情報収集システム」では太陽光発電設備の安全管理の現状を把握するため、太陽光発電設備の計画、設計、施工、運転、保守、廃棄時におけるヒヤリハット・インシデント・事故情報を収集しています。 ヒヤリハット・インシデント・事故情報として報告いただく事例の範囲は、特にありません。些細な事でも構いませんので、本サイトへご登録ください。

ご報告いただきたい内容

  1. 発生年月および発生場所
  2. 当該システムの構成や規模およびメーカなど
  3. 事例の内容や対応状況
  4. ご登録いただく貴社名などのプロフィール
    ※改めて、こちらからご連絡させて頂く場合もございます。
  5. 当時の写真等があれば添付ください。
  • ご提供いただいた事例情報は、管理者が内容を確認し、個人が特定できる情報を削除した上で一般の皆さんと情報共有するために本サイトで公開する場合があります。
  • お預かりした個人情報は事例の詳細情報確認、現地調査等のために管理者が使用いたしますが、厳重に管理し外部への漏洩がないように致します。

報告事例

最終更新日:2017/12/5

事例7ケーブル焼損の事例

設置年月
2015/10
機材設置場所
地上設置
ステージ
運転
システム規模
1,000kW~2,000kW未満
概要
ソーラーモジュールと接続箱間のPVケーブルが28m焼損した。接続箱近くで1対のケーブルが何らかの原因で短絡しアークが発生したため、同一パイプに挿入されていた6対のケーブルもすべて焼損し、28mの距離を導火線のように燃えて走った。
被害状況
焼損が止まったところは、地中に入るためパイプの中に水が溜まっていた箇所。しかしモジュールは発電しており、定格近い電流が流れていた。溜まっている水から湯気が立ち上っていた。電流を遮断する機器がないのでソーラーモジュールの接続端子の差し込みを抜いたが、とても大きなスパークが発生し火傷の可能性があった。現状では、枯草火災で各所でケーブルが損傷するとPVケーブルが導火線となってあちこちに引火するが、PV電路の電流はヒューズや今の遮断器では自動遮断できないから、火災はますます広がっていく。
対応
+ケーブルと-ケーブルを別々のパイプに挿入し、短絡が発生しないようにした。+線と-線が接近して設置される場合、短絡するとアークが発生する可能性がある。PV遮断器の開発が望まれる。

事例6雨漏りの事例

設置年月
2016/5
機材設置場所
屋根設置
ステージ
設計、施工、保守
システム規模
~10kW未満
概要
太陽光発電システム設置後16年経ってから、大雨が降るたびに雨漏りが始まった。通常の雨では全く異常が無いのに大雨の時だけに限って雨漏りがする。
被害状況
シャープ縦桟工法で、全面カバーと縦桟に囲まれた形で、永年の落ち葉や土埃の体積によって、大雨に限って、金属屋根の隙間から雨が漏れるようになってしまった。周りの地理的な条件、地形によっても大きな原画あって、家の周りは、森に囲まれた山間部の一軒家です。 全面モジュールカバーと金属屋根との隙間も小さくなってしまっているために、落ち葉や土埃も流れなくなってしまった。もう一つ、縦桟工法によるビスの固定時に、ビスを回しすぎていたために、ゆるみが発生していて、ビスが浮き上がっていた箇所が3か所あった。
対応
太陽電池モジュールを全部撤去して、フレーム状況、モジュール下面の状況を確認。その後ビスの頭部にコーキンブしょりして、フレーム部分の固定箇所の確認をした。全面カバーの状況を確認すると、かなりの落ち葉や土埃、枯れた草の類等が多く堆積していた。すべて撤去して元の位置に戻して対応をした。

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事例5支持金具不良の事例

設置年月
2011/11
機材設置場所
屋根設置
ステージ
施工
システム規模
~10kW未満
概要
支給された平板瓦用支持金具が瓦にマッチしていないために、一度施工を完了しましたが、問題点があって、モジュール、フレーム、支持金具を取り外してやり直しをした事例。
被害状況
具体的なお客様の被害はありません。もし、そのままにしていたら、必ず雨漏りがはっせいしたと思われます。
対応
支持金具が瓦にマッチしていない再設置工事。珍しい瓦だったが、元請け会社の現地調査の時には汎用タイプの支持金具で問題なしと考えて発注したものと思われる。支給部材のため現地で一旦マニュアル通りに施工を完了したが、隙間が発生し雨漏りが予想されたため、元請け会社、施主に状況を説明し、施主の費用負担が無いという条件で、完成したシステムを取り外し、瓦の加工からやり直して再設置。

事例4モジュール落下の事例

設置年月
2011/11
機材設置場所
屋根設置
ステージ
施工
システム規模
~10kW未満
概要
モジュール荷揚げ時に風が急に吹いてきてモジュール荷揚げ用リフトからモジュールが煽られて落下。荷揚げ用のスペースが狭くてリフトの角度が急角度であり、少し風が強い日だったにもかかわらず、モジュールを固定するゴムバンドをしていなかった。
被害状況
落下したモジュール一枚を交換。庭の土の上に落ちたのでガラス割れはなし。施主の庭の庭木の枝を何本か折った。
対応
キズがついてしまったモジュールで一旦納品し発電を確保したのち、新しいモジュールが納品されてから交換。

事例3モジュール破損の事例

設置年月
2012/8
機材設置場所
屋根設置
ステージ
施工
システム規模
~10kW未満
概要
モジュール設置工事中に、屋根の上でしゃがんだとき、腰ベルトに入れてあったドライバー先がモジュールのガラスに当たり、一瞬にしてモジュール全体にひび割れが発生した。
被害状況
モジュール表面ガラス割れ。
対応
後日交換モジュールを取り付け。

事例2端子台焼損の事例

設置年月
2017/5
機材設置場所
屋根設置
ステージ
運転
システム規模
10kW~50kW未満
概要
トランスの一次側端子台から出火と推測される。煙がでた直後に発見、処置されたため物理的に被害はトランスのみで収まった。たまたま発見者が盤の鍵を持ち、対処を判断できる人だったことが幸いした。
被害状況
端子台が焼損。全PCSの運転を停止。
対応
即時にトランス系統側のELCB、PCS出力側のMCCBを遮断。根本原因は調査中。

事例1地絡の事例

設置年月
2016/7
機材設置場所
屋根設置
ステージ
施工、運転
システム規模
10kW~50kW未満
概要
ストリングの負極の電線が架台とモジュールに挟まれ電線心線が露出。架台と接触し完全地絡。しかし、PCS側で地絡エラーは検出されず運転が継続されていた。
被害状況
点検時に絶縁抵抗を測定して発覚。それまでの運転時に触れる人がいなかったため、被害はなかた。
対応
露出箇所を防水、絶縁テープで補修。電路が短ければ張り替え、もしくはコネクタ等に交換が望ましかったと思う。

事故情報収集アンケートシステムについて

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最終更新日:2016年7月15日

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